<Header>
<Author: 杜甫>
<Title: 天末懷李白>
<Format: 五言律詩>
<Year: 1973>
<BookName: 唐詩三百首2>
<Translator: 目加田誠>
<style: 現代文無假名>
<style2: 日本現代譯文無假名標注>
<TranslatedTitle: 天末にて李白を懷（おも）う>
<BookPage: 52>
<UsedPage: 1>
<Feature: 1, 4>
<End Header>
<Poem>
涼風起天末，
君子意如何。
鴻雁幾時到，
江湖秋水多。
文章憎命達，
魑魅喜人過。
應共冤魂語，
投詩贈汨羅。
<End Poem>
<Translation>
天の果てなる秦州に
秋風が吹き起こった
あなたは今　どんな気持ちで居られるか
たよりも久しくないことだが
河や湖の多い南の地方には
秋の水がみなぎっていよう
昔から文学というものは
作者の栄達を僧むもの
楚地の山川には魑魅多く
人の通るを待っているとか
罪なく死んだその魂と
冤を語り合おうとして
汨羅の淵に詩を投げて
屈原の霊にささげて居られることであろう
<End Translation>
<Formatted Translation>
天の果てなる秦州に　秋風が吹き起こった
あなたは今　どんな気持ちで居られるか
たよりも久しくないことだが
河や湖の多い南の地方には　秋の水がみなぎっていよう
昔から文学というものは　作者の栄達を僧むもの
楚地の山川には魑魅多く　人の通るを待っているとか
罪なく死んだその魂と　冤を語り合おうとして
汨羅の淵に詩を投げて　屈原の霊にささげて居られることであろう
<End Formatted Translation>